でっかい蜘蛛が...

 昨夜11時過ぎに、洗濯物をたたんでいた。
すると、主人の黒いポロシャツに白い物が付着している。
ちゃんと黒いもの用のネットに入れて洗ったのになぁ...あとでガムテープでごみを取ろうと思い、よけておいた。
 
 その後、私が立ち上がったときに、首にモソモソとした感触が...
 
嫌な予感...
 
手でさっと払ったら、蜘蛛の糸のちょっとネトッとした感じがした...
何気なく下を見たら、私の膝のうえあたりを大きな蜘蛛がのそのそ上がって来てる!!
 
 ぎゃぁぁぁぁぁ!! 


 慌てて手で払ったが、どこに行ったか蜘蛛の姿が見えない。
どこに蜘蛛がいるかわからないから、まだ着てる服についてるのかと思い、その場に服を脱ぎ棄て、
裸のまま寝室に逃げ込んだ。
 
 寝ていた息子も、私の奇声に飛び起きた。
子供部屋にいた娘も飛び出してきた。
 
 蜘蛛は、どんなヤツかというと、私が実際、生活圏内で見た蜘蛛の中で、一番大きくて怖いと思ってるヤツ。
ほら...軒先に大きな蜘蛛の巣を張って、真ん中にどーんといる蜘蛛がいるでしょ?
あの大きいヤツです。足を広げると5cmくらいはあったわ。
あれが、私の体を這ってたんだよ〜!!(T□T)
  
 さて、裸の私は違う服を着て、子供たちとまずは、いなくなった蜘蛛さがしです。
今まで私の着ていた服にいないかどうか確かめ、周りを見回すと...
いたいた!! 床にある延長コードの先にはりついてうずくまってる。
  
 私と高1の娘は、中2の息子に、「行け!!男子」
息子も男としての責任を感じたのか、ティッシュを持って蜘蛛のそばへ行く。
...が... しばらく蜘蛛を眺め、そのグロテスクな姿を目の当たりにして、引き返してくる。
 
「...怖い...」
 
 息子、プラスチックの容器を持ってきて、「これに入れて採る」と、意気込んで蜘蛛のそばに行くも、
あまりの蜘蛛の大きさに、「この容器じゃ口が小さいかも...もっと大きいの探してくる」と、またもや戻ってくる。
息子もかなり怖い様子だ。
「早くしないと、蜘蛛が動き出すよ〜!!」と言ってるうちに、案の定、動き出した。
 
 息子、大きな容器を持ってきて、捕まえようとするが、勇気が出ず容器をかぶせることができない。 
隅っこのほうへ蜘蛛が歩いていき、部屋の隅の角によじ登り、蜘蛛の巣を作り出す。
 
娘...「こんなところに蜘蛛の巣作られたら大変だー早くしなくちゃ!!」
 
 しかし、息子、どうしても手が出せない。
見るに見かねた私が、ドーンと透明のプラスチック容器で、ヤツを捕獲。
(*´Д`)=з
 その後、下敷きで下をふさいで、息子が外に逃がしてきてくれた。 
 中2の息子、よほど怖かったのか、その後、ひとりで布団に入ることができず、
お姉ちゃんが寝るのを待って、12時近くにやっと子供たちは布団に入る。 
 
 その後私は、残りの洗濯物をたたんでいても、まだどこかに違う虫がいるかも...
と思うと、ドキドキしながら、たたんでいたが、さっきの主人の黒いポロシャツ...
よくよく見ると、付着していた白いものは、蜘蛛の糸だった...
主人のポロシャツに最初に侵入していたのかもしれない...
 
 私はいまだに、ちょっと体の一部がムズムズしたら、蜘蛛がいるのではないかと、ビクッとしてしまいます。
 
 本当に怖かった〜〜〜!!